DeNA・桑原“バンカー打法”で3割&1番打者返り咲く

 DeNAの桑原将志外野手(29)が30日、打率3割返り咲きへ、仰天の“バンカー打法”を導入していることを明かした。1月に球を前でさばく打撃に取り組み続けており、「自分なりに考えて。もう一度3割を打ちたい」。ハマのリードオフマン奪還を目指す。

 21年の打率・310から、昨季は同・257に低下。プロ12年目へ向けて初の試みを実行した。例年は土台作りから始めるが、「とことん前で打ったろ」と課題を持って取り組み続けた。ソフトバンク時代の松田(現巨人)が、体の前で球を捉える打ち方を「前手ギュン(打法)」と名付け話題を呼んだが、桑原は「地面のボールも全部掘り出すぜ打法」とイメージを語った。ゴルフのバンカーショットのような打法で、突破口を見つけたい。

 1番打者へ舞い戻るために。自らの力で道を切り開く。

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