落合博満氏が格言「野球は体力勝負」「中途半端で終わった人は言えない」近年のスポーツ界に疑問も
元中日監督の落合博満氏が25日、自身のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」に新規投稿。「野球は体力勝負」と格言を語った。
現役時代に3度の三冠王に導き、中日監督時代はチームに猛練習を課して4度のリーグ優勝へと導いた落合氏。その経験を基に2005年シーズンを振り返りつつ「最後まで力が発揮できないっていうことは体力がない。がこれはオレの持論。野球は体力勝負」と明かし、「体力があれば技術もつく。技術がつけば野球の心配事が無くなる。そういう相乗効果があるだけにね。体力があって練習する時間があれば技術がつく」と説明した。
「やったことのある人だけだよ。これが言えるのは。中途半端で終わった人は言えない」と一流の矜恃を示した落合氏。「頂点に立ってる人っていうのは死にものぐるいでやってるでしょ。みんな世界一を目指してやっているわけだから。だから『最後は楽しくやれました。だから勝てました』って言うけど、それは勝ったから言えるんであってね。負けてて楽しかったというのはちょっと違うんじゃないかなとは思うけどね」と近年のスポーツ界に対して疑問を呈していた。