清原氏次男・勝児5の3&2打点 来春センバツで「甲子園は清原のためにあるのか」再現意欲

 「練習試合、前橋育英11-8慶応」(26日、慶応義塾日吉台野球場)

 来春センバツ出場が確実視される慶応が26日、横浜市の慶応義塾日吉台野球場で前橋育英と練習試合を行った。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(1年)は「7番・三塁」で先発出場し、5打数3安打2打点と躍動。来春センバツに向けて「甲子園は清原のためにあるのか」の名フレーズを再現することに意欲を示した。

 レギュラーメンバーでは年内最後の試合。7-2の九回に9失点して逆転負けを喫したが、「やれることはやった」と最後の打席はフェンス直撃の左越え適時二塁打を放った。

 めまぐるしい半年を過ごした。今秋からベンチ入りし、秋季神奈川県大会3回戦で公式戦初本塁打となる満塁弾をマーク。一気に注目度が上がった。さらに関東大会でも本塁打を放つなど、4強入りに貢献。来春センバツ出場に大きく近づいた。

 偉大な父の背中を追う清原には夢がある。和博氏はPL学園3年の85年夏、宇部商との決勝で2本の本塁打を放ち優勝に貢献。「甲子園は清原のためにあるのか」-。1点を追う六回1死で同試合2本目となる同点ソロを放った際、中継局の実況で今も語り継がれる名文句が生まれた。

 憧れの甲子園で「しっかり活躍して(「甲子園は-」と)言われてみたい」と清原。そのためにもこの冬で、さらなるレベルアップを図る。

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