土山球審が受難 ワンバウンドがガードのない側頭部に当たる

 8回、ケラーの投球が土山球審の側頭部に当たる(撮影・山口登)
 3000試合出場の花束を贈られる橘高審判員(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-ヤクルト」(18日、甲子園球場)

 土山球審の側頭部にボールがワンバウンドで当たり、その場でうずくまるシーンがあった。

 場面は八回表、ヤクルトの攻撃中。先頭・山田に対してケラーが投じた2球目、ワンバウンドしたボールが梅野のミットをすり抜け、避けようとして横を向いた土山球審の側頭部に当たった。

 マスクなど防御する部分がないところで、耳付近を押さえてうずくまる中、一塁ベンチから阪神のトレーナーが走って駆けつけた。ファンも心配そうに見つめていたが、起き上がって笑みを浮かべると、スタンドから拍手が送られた。またこの試合では三塁塁審を務めた橘高審判員が史上19人目の3000試合出場を達成した。

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