打線好調の仙台育英 強力投手陣で“仮想・佐山”対策 初の準決勝東北勢対決へ万全

 決勝進出には相手エースの攻略が鍵を握る。休養日の19日、3試合で37安打21得点と打線が好調の仙台育英(宮城)須江航監督(39)は「うちは打撃のチームじゃない」としながらも「ロースコアでしっかり点数を取るのが深く根付いている」と手応えを語った。

 この日の打撃練習では「控えに佐山君と同等のストレートが投げられる投手がいるので、けん制の癖から投球のフォーム、リリースのアングル、球種、リズム感を近づけて投げてくれている」。登録メンバー外も合わせて140キロ超えが14人と、豊富な投手がいるからこそできる仮想・佐山で対策は万全だ。

 準決勝での東北勢対決は史上初。須江監督は「正直なことを言うと、決勝で当たれたらなという思いはあった」としたが、勝ちを譲る気はさらさらない。

 主将の佐藤悠斗外野手(3年)も「聖光学院は勢いのあるチーム。そのなかに丁寧さ、勝負どころでの強さを感じていて、自分たちもそれに負けないように、先制点を取れるように準備したい」。自信を持って、決戦の日を迎える。

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