下関国際“対策”徹底で山田封じる 大阪桐蔭撃破の勢いのまま「絶対に勝って決勝に」

 春夏連覇を狙う大阪桐蔭を撃破し、初の4強入りを果たした下関国際(山口)の前に、またも大きな壁が立ちはだかる。初の準決勝の相手は、今春センバツ準V校の近江(滋賀)だ。休養日の19日、坂原秀尚監督(45)は勝負のカギを「山田君ですね、やはり」と話した。この日は右投手を意識した打撃練習で“山田対策”を徹底。聖地通算108奪三振の本格派右腕を崩しにいく。

 戦いのキーマンは「やはりバッテリー。先頭を取るのが一番重要」と指揮官。手ごわい打線を封じ込めたい。今大会3試合に登板している“二刀流”の仲井慎内野手(3年)は、投球練習を行わず疲労を取ることに専念。「大阪桐蔭さんに勝つ前と変わらず、雰囲気は変えないように意識している」と士気を高めた。

 準々決勝で大金星を挙げた勢いを止めることはない。仲井は「次負けてしまうと勝った意味もなくなってしまう。絶対に勝って決勝に挑みたい」と、頂点へ突き進む。

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