ソフトバンク・板東が2年ぶり星 2年前のプロ初先発は3被弾黒星「あの時とは違う」
「ソフトバンク7-2日本ハム」(19日、ペイペイドーム)
20年7月30日以来、プロ2度目の先発マウンドに臨んだソフトバンク・板東は、5回2/3を無失点で約2年ぶりの白星を手にした。テンポよく1安打のみに抑えてベンチへ戻ると、藤本監督とグータッチを交わし「仕事ができたんだな、と思ったらほっとした」と笑みがはじけた。
今季は救援で18試合に登板したが、6月下旬からは先発として調整。千賀や大関ら離脱者が相次ぎチャンスが回ってきた。150キロ前後の速球とフォークボールで押すスタイルに加え、先発に向けて「重点的に取り組んだ」というカーブも有効に使った。
チームが引き分けの前に6連敗と苦戦していた日本ハムを相手に快投。2年前のプロ初先発では3本塁打を浴びて黒星を喫しただけに「成長したな、あの時の自分とは違うんだな、と感じられた」と感慨に浸った。