新庄ビッグボス ノーサイン野球実らず4連敗“不動”の意図説明「楽しんでというか」
「ソフトバンク7-2日本ハム」(19日、ペイペイドーム)
2点差まで詰めながら、八回に救援陣が3点を失い試合は決した。日本ハム監督の新庄ビッグボスは「何とか抑えてほしかったけどね。まあまあ、経験して、体験して、成長する年ですからね、今年は。みんながね」と振り返った。
この日は“不動”のボスだった。七回に1点をかえして、なお無死一、三塁。これまで重盗や単独スチールなど、さまざまな作戦を披露したシチュエーションだったが、策は弄(ろう)さなかった。
その意図を説明する。「サインは出さない。で、どうやって点を取るかっていうのを、まあ、楽しんでというか」と明かす。「(サインを出して)頭を使わせるのも大事。僕もそうだったけど、何もなかったら楽。任されているっていう気持ちにもなってね」。六回まで1安打。ノーサイン野球は、結果にはつながらなかった。
これで4連敗。対ソフトバンク戦の連勝も6で止まった。「連敗はしないようにしていかないといけない」。20日は連敗ストップでエース上沢の復帰戦を飾る思いだ。