近江は山田が先発 甲子園通算89奪三振、大先輩の通算三振数を越えるか

 「全国高校野球選手権・3回戦、近江-海星」(15日、甲子園球場)

 滋賀県勢初の日本一を目指す近江は、今秋ドラフト候補の山田陽翔投手(3年)が先発する。ここまで甲子園通算89三振を奪い、90奪三振を記録した藤浪晋太郎(大阪桐蔭、現阪神)まであと1とし、江川卓(作新学院、元巨人)が残した通算92奪三振まで残り3。どこまで数字を伸ばすのか、期待がかかる。

 山田は、2年生だった昨夏から主戦で登板。第104回選手権大会では5試合に登板して31奪三振。準優勝に輝いた今春のセンバツでも5試合で33奪三振と積み上げてきた。この日は、「4番・投手」で先発出場し、投打でチームを勝利へとけん引する。

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