高松商 接戦制し52年ぶり8強入り 指揮官「勝った気がしないようなゲームだった」

ベスト8を決めた浅野翔吾(中央)ら高松商ナイン(撮影・伊藤笙子
ベスト8を決め、笑顔を見せる高松商・浅野翔吾(左)=撮影・伊藤笙子
ベスト8を決め、ガッツポーズの高松商・浅野翔吾(撮影・伊藤笙子)
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 「全国高校野球選手権・3回戦、高松商2-1九州国際大付」(15日、甲子園球場)

 3大会連続22度目出場の高松商(香川)が九州国際大付(福岡)に勝利。1970年以来52年ぶりの8強入りを決めた。

 高松商は初回、先頭の浅野が内野安打で出塁し、すかさず盗塁成功。1死一、二塁の好機で4番・山田が適時打を放ち、先制に成功した。二回に同点に追いつかれるも、四回に2番・井桜が勝ち越し打。1点のリードを最後まで守り抜いた。

 先発の渡辺は被安打7の1失点で、120球完投。

 九州国際大付は先発・香西が6回2失点。七回からマウンドに上がった池田は2回を3安打無失点と好投だった。

 8強入りを果たした高松商・長尾健司監督は「すばらしいことですが、勝った気がしないようなゲームだった。本当に疲れました」。難しかった点については「ランナーを進めるべきところで、きっちり進められない。相手の守備も素晴らしいが、やるべき事ができなかった。いいピッチャーだったが、流れがほしかった」と振り返った。完投の渡辺には「素晴らしかった。最後まで球威が落ちることがなかった」と絶賛。準々決勝へ「1つのアウトから捕っていく。それだけなので。もう1回しっかり準備をしたい」と話した。

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