甲子園で3万人観衆が黙とう 4年ぶり終戦記念日

終戦から77年を迎え、黙とうをする選手たち(撮影・伊藤笙子)
終戦記念日の正午を迎え、黙とうをする高松商・浅野翔吾(撮影・伊藤笙子)
終戦の日を迎えた甲子園球場で、黙とうする高松商ナイン
3枚

 「全国高校野球選手権・3回戦、高松商-九州国際大付」(15日、甲子園球場)

 終戦の日を迎えた甲子園では、選手、観客らが戦没者への黙とうを行った。三回表の九州国際大付の攻撃中に正午となり、試合を中断。出場選手はそれぞれの位置で、それ以外は監督らとともにベンチ前に並び、サイレンの鳴る中で静かに祈りを捧げた。

 甲子園では毎年、終戦記念日の8月15日正午に黙とうを捧げてきた。しかし、新型コロナウイルスの影響で20年夏は選手権大会が中止となり、甲子園交流試合として原則無観客で開催された。昨年は、入場を保護者や野球部員らの学校関係者に限ったため、黙とうは選手や関係者だけで行われた。

 コロナ禍前の2019年夏は8月15日が台風の影響で試合順延となっていたため、一般観客の黙とうが行われたのは4年ぶり。この試合の観客は3万1000人と発表された。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス