甲子園で3万人観衆が黙とう 4年ぶり終戦記念日
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「全国高校野球選手権・3回戦、高松商-九州国際大付」(15日、甲子園球場)
終戦の日を迎えた甲子園では、選手、観客らが戦没者への黙とうを行った。三回表の九州国際大付の攻撃中に正午となり、試合を中断。出場選手はそれぞれの位置で、それ以外は監督らとともにベンチ前に並び、サイレンの鳴る中で静かに祈りを捧げた。
甲子園では毎年、終戦記念日の8月15日正午に黙とうを捧げてきた。しかし、新型コロナウイルスの影響で20年夏は選手権大会が中止となり、甲子園交流試合として原則無観客で開催された。昨年は、入場を保護者や野球部員らの学校関係者に限ったため、黙とうは選手や関係者だけで行われた。
コロナ禍前の2019年夏は8月15日が台風の影響で試合順延となっていたため、一般観客の黙とうが行われたのは4年ぶり。この試合の観客は3万1000人と発表された。