「ヤクルト４－１ＤｅＮＡ」（１４日、神宮球場）

　ＤｅＮＡは先発の坂本が２発を浴び、３回０／３を４失点ＫＯ。打線も４安打１得点に封じ込まれて、連勝は４で止まり、ヤクルトとのゲーム差は再び７に広がった。三浦大輔監督は「点の取られ方が悪いですよね。先制した後の初球。四球を出した後の初球」と山田、塩見に浴びた坂本の投球を分析した。

　打線は初回に押し出し死球で１点を先制したが、なお１死満塁でソトが投ゴロ併殺打。不安定だった小沢の立ち上がりにたたみかけられず、三回と五回は好機をつくりながらも無得点に終わった。

　今季は４連勝が６度あるが、５連勝は１度もない。前夜は台風の影響で中止。三浦監督は「コントロールできないことなので自分たちのできることを準備してのぞみます」と話していた中での一戦。勢いは台風に吹き飛ばされた…とは思いたくないが、またも壁を越えられなかった。

　それでも後半戦は１０戦８勝２敗。指揮官は「もちろん勝ちたかったのは当然だが、またやり直し」とすぐに切り替えを図った。