7連敗中のヤクルト 塩見が勝ち越しの13号2ラン「何とかしようと」

 4回、勝ち越しの右越え2ランを放ちポーズを決める塩見(撮影・開出牧)
 4回、勝ち越しの右越え2ランを放つ塩見(撮影・開出牧)
 1回、先制の左越えソロを放ちナインとタッチを交わす山田(中央)=撮影・開出牧
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 「ヤクルト-DeNA」(14日、神宮球場)

 ヤクルトの塩見泰隆外野手が13号2ランを放ち、勝ち越しに成功した。

 同点の四回だ。円陣を組み、迎えた直後だった。先頭の2番・サンタナがストレートの四球を選ぶと、3番・塩見が初球をフルスイング。右翼席へと完璧な弾道を描き、大きな2点が苦しむチームにもたらされた。

 ここまでチームは高津政権ワーストの7連敗。初回には山田が18号同点弾を放っており、四回には塩見が13号2ラン。2人とも7月に新型コロナ陽性判定を受け離脱し、戻ってきてからは苦しみ続けてきた。

 8月の月間打率は共に、この試合までで・129ずつで、塩見は10日に、山田は12日にスタメン落ちをしていた。

 塩見は球団広報を通して、「最近、全くチームに貢献できていないので、何とかしようという気持ちで打席に入りました。いい結果になってよかったです」とコメントした。

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