巨人・原監督 重信へ愛のゲキ「力を持っている選手」「もう少しずうずうしく」

 1回、左翼線に先制二塁打を放つ重信
 1回、先制二塁打を放ちガッツポーズする重信
 4回、ソロを放ったポランコ(左)を出迎える原監督(撮影・棚橋慶太)
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 「巨人4-1広島」(13日、東京ドーム)

 巨人は投打の歯車がかみ合って快勝した。

 初回は無死一塁からベンチがバスターエンドランを選択し、重信が左線に適時二塁打を放って1点を先制した。なおも2死三塁から新4番の中田が左前適時打を放って貴重な追加点をたたき出した。

 岡本和に代わって11日・中日戦から4番に入った中田は3戦連続打点をマークした。

 2-0の四回にはポランコと大城が、ぞれぞれソロを放って突き放した。

 先発した4年目右腕の直江は、序盤から走者を出しても粘り、ゲームを作った。6回を3安打無失点の好投でうれしいプロ初勝利を挙げた。

 原監督は初回、バスターエンドランを決めた重信について「非常に力を持っている選手だと思うのでね。もう少し、なんというかずうずうしくというかね。俺が決めるというぐらいの気持ちでプレーしてもらえたらなと思いますね」と、期待を込めて語った。初勝利の直江については「今日は非常に良かったと思います。ボールも走ってましたし、制球力もね。いいきっかけになってくれるとね」とうなずいた。

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