左右打席入れ替え打法で沸かせた有田工・山口洸、審判制限で「1球ごと」は難航も「自分らしさは発揮」

 4回、打席途中に右打席から左打席へ移動し、審判に確認される有田工・山口洸生(撮影・伊藤笙子)
 4回、第2打席を迎え、右打席で一礼する有田工・山口洸生(撮影・伊藤笙子)
 4回、打席途中に右打席から左打席へ移動したものの、また右打席に戻る有田工・山口洸生(撮影・伊藤笙子)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、浜田5-3有田工」(13日、甲子園球場)

 聖地を沸かせた変幻打法は、初戦で姿を消した。有田工の8番・山口洸生内野手(3年)は四回1死走者なしで迎えた第2打席。初球は右打席に入ると、2球目は左打席へ。その後も(3球目)左→(4球目)右→(5球目)右→(6球目)右→(7球目)右打席で遊ゴロに倒れた。

 地方大会でも1打席で右、左と打席を変えて相手バッテリーを揺さぶる様子が、MLB公式サイトでも紹介され、SNSでも拡散され、話題を呼んだ。第2打席以降は披露できず「本当は1球ごとに打席を入れ替えたかったんですが、審判から制限がかかってできなかった」と悔やみつつ「自分らしさは発揮できてよかった」と、振り返った。

 動画が話題となったことには「アンチコメントもあったんですが」としつつ「でももう一回やってやろうと思いました」と、心境を明かした。

 公認野球規則では投手が投球姿勢に入った際や、バッテリーがサイン交換している時に打者が打席を変更すると反則行為でアウトになるが、1球ごとに打席を変えること自体は問題ないとされている。

 SNS上では「打席スイッチめっちゃおもろいな」、「スイッチ打法きたー!」、「投手投げづらそう」、「山口くんルーレット打法解放」と沸いていた。

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