2度目の大物食いならずも、可能性を感じさせた一関学院 1、2年生主体の投手陣に旋風の予感

 7回途中から登板する一関学院・高沢(撮影・北村雅宏)
 力投する一関学院・小野涼(撮影・北村雅宏)
明豊に敗れ、肩を落とす一関学院ナイン=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、明豊7-5一関学院」(12日、甲子園球場)

 2度目の大物食いこそならなかったが、強豪校を相手に互角に渡り合った。1回戦で京都国際をサヨナラで下した一関学院は明豊戦でも序盤にリード。勝ち越しを許した七回にもすかさず追いつき、地力を証明した。

 登板した4人の投手は、いずれも2年生以下。七回途中、3番手で登板した1年生の高沢は188センチの大型左腕。可能性を感じさせた。

 3回途中を2安打2失点(自責点0)だったサブマリン右腕・小野涼介投手(2年)は「もう少し抑えられたと思う」と悔やみながら「来年も絶対ここにきて勝ちたい」と、今後を見据えた。

 「よくやったという思いと、あと一歩だったという思い。チャンスでもう一本出ていればと思うが、序盤はやってきたことが出せた」と高橋滋監督。「20年ぶりに甲子園で勝つことができ、3年生には感謝。1、2年生には経験したことを来年につなげたい」と前を見た。来年以降の東北旋風を期待させる好チームだった。

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