札幌大谷、土壇場のきつねダンス応援から奇跡の反撃 九回2死走者なしから同点 サヨナラ負けも健闘

 9回、暴投の間に本塁生還し、ガッツポーズをする札幌大谷の三走・森(撮影・伊藤笙子)
 きつねダンスを踊る札幌大谷の応援団(撮影・高部洋祐)
 9回、二松学舎大付・親富祖の打球を追う途中に足を痛め、サヨナラの走者を生還させてしまった左翼手の札幌大谷・天野(右)=撮影・伊藤笙子
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 「全国高校野球選手権・1回戦、二松学舎大付3-2札幌大谷」(9日、甲子園球場)

 札幌大谷がきつねダンスとともに奇跡の同点劇をみせた。

 1-2で1点を追う九回2死の場面でアルプスから鳴り響いたのは、応援団が練習してきたというきつねダンス。すると代打森が右前打で出塁。その後、曲が代わったが、1番飯田も安打で続き、2死一、三塁に。ベンチの選手たち、ベンチ入りしている長谷川華子マネジャーも身を乗り出して応援した中、続く2番樹神の打席で、相手バッテリーがワイルドピッチ。同点に追いついた。九回裏にサヨナラ負けとなったが、粘り強い戦いをみせた。

 札幌大谷の応援団はこの日、五回に初めてきつねダンスを披露。チアリーダーが黄色いボンボンを手に、きつねポーズをしながら、やや照れくさそうな笑みを浮かべながら踊った。応援団長を務める瀧口稜涼内野手(3年)は「甲子園にきて初めて踊りました。吹奏楽とチアが中心になって考えてくれた。チャンステーマです!」と、明かした。ネット上でも「きつねダンス、キター!」、「可愛い!」と、沸き立った。

 きつねダンスは日本ハムのファイターズガールが今季からイニング間に踊り、クセになるメロディーと、きつねの耳をつけたファイターズガールの可愛さで話題に。交流戦などではセ・リーグ球団の選手も踊り出し、大きなムーブメントを巻き起こした。

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