父と同じ守護神役務めた元中日岩瀬氏長男の法樹「少し意識した」感じた偉大さ「尊敬しました」

 9回に登板して無失点に抑え、藤山(右)とグータッチする岩瀬(撮影・伊藤笙子)
 9回に登板した愛工大名電・岩瀬(撮影・伊藤笙子)
 初戦突破し、校歌を聴く愛工大名電・岩瀬(右から3人目)=撮影・伊藤笙子
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 「全国高校野球選手権・1回戦、愛工大名電14-2星稜」(7日、甲子園球場)

 九回から元中日でストッパーなどで活躍した岩瀬仁紀氏の長男・岩瀬法樹投手(3年)が登板し、甲子園デビューを果たした。大量12点をリードした場面でマウンドに上がった岩瀬は内野ゴロ2つで2死とし、四球で出塁を許したものの最後の打者を中飛に打ち取り、試合を締めくくった。

 父と同じ九回を締める役割に「点差があったので、楽に投げられた。(クローザー役は)少し意識していて、必ず抑えて勝ちたいと思いました」と、充実の表情。「球場に入った時にこれだけ観客がいるのは初めてだったので、こういう場面で何試合も投げていたことに尊敬しました」と、改めて父の偉大さを感じたようだった。

 岩瀬は3年春からベンチ入りし、夏の愛知大会では2試合に登板。2回を投げて無失点に抑えていた。SNSではロマンを感じている人も多く「岩瀬が九回を締める」、「面影あるよな」、「やっぱ息子だねぇ」と、感慨にふけっていた。

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