オリックス・中嶋監督 逆転勝利も二回無死満塁で無得点に「へこみますよね」と苦笑い

 ヒーローインタビュー後にポーズを決める竹安(左)と杉本(撮影・和田康志)
 今季初勝利を挙げた竹安(右)とタッチを交わす中嶋監督
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 「オリックス5-2日本ハム」(5日、京セラドーム大阪)

 オリックスは杉本の逆転3ランが決勝点となり、日本ハムに快勝。連敗を「3」で止め、8月の初勝利をつかんだ。

 先発・竹安は6回6安打2失点で今季初勝利。中嶋監督は「無四球かな。なかなかいいと思います。そういうところが。まあ、簡単に(走者を)出してたりしてたので。自分で苦しむ投球をしてたのでね。ああやって攻めていくと。ヒットにはなりましたけど、持ち味というか。(走者を)出しても何とか抑えていくという。できてたと思います」と評価した。

 打線は宗のソロと杉本の3ラン、若月の適時打による5得点。ただ、二回無死満塁の絶好機は逃していた。指揮官は「前半、ちょっとボールが強いんで。粘ってというのはあったんですけど。ノーアウト満塁で、あの辺で何とか崩さないといけないところを簡単に。うん。あれはちょっと、へこみますよね…」と苦笑いを浮かべた。

 さらに、三回無死一塁では1番に起用した太田が犠打失敗。「バントもそうですけど。作戦上のアレなんですけど、ちょっと消極的な、といいますか。何しに出てるんだという話になっちゃうんでね。ああいうところは思い切って、やってくれたらなと思うんですけどね」と2三振に倒れ、六回の守備で交代した太田には苦言を呈した。

 六回の逆転劇はクリーンアップが3連打とつながった。「なかなか出なかったクリーンアップの3連打というか。そういうのが出てくれたら、チームがこう勇気出ますからね。何とか行けるという感じをつくってくれる。大きな連打だと思います」とたたえた。

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