ソフトバンク・柳田「狙った」MVP弾 “清宮フィーバー”あやかり借りたバットで決めた

 「マイナビオールスターゲーム2022・第2戦、全セ1-2全パ」(27日、坊っちゃんスタジアム)

 “清宮フィーバー”にあやかった決勝弾で、ソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)が第2戦MVPを獲得した。同点の六回1死だ。阪神・岩崎が投じた初球の直球を捉えた一打が左翼席へと消えた。自身14年以来となる球宴本塁打となった。

 「昨日の清宮君の勢いにあやかり、バットを借りて打席に入った。清宮君のおかげでホームランを打つことができた。清宮君ありがとう」。本塁打競争は決勝でレアードに1本差で敗れたが、第1戦で劇的サヨナラ弾を放った清宮のバットで、自身も球宴を盛り上げる一発を放ってみせた。

 “師弟コンビ”が今年の夢舞台の主役となった。清宮は昨オフの自主トレをともにし、細かな疑問に丁寧に答えながら指導をしてきた。本塁打競争の投手役も務めた愛弟子から、師匠への大きな恩返しとなった。

 お立ち台では「本当にこんな日があるなんて信じられない気持ち」と感慨深げ。本塁打は「狙ってはいないんですけど…」と答えたところでファンからの「狙っていたんだろ!」という声に「はい、狙ってました!」と答えて爆笑を誘った。

 清宮に「素晴らしいバットを使っておられるのですねと言いました」と明かし、「やったぜ!」とビッグボスポーズも見せるサービスぶり。最高の一日を経て「後半戦、混戦パ・リーグを抜け出せるように頑張ります」と気持ちを新たにした。

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