ロッテ・佐々木朗164キロで“大谷超え”宣言 初選出で球宴最速狙う

 「マイナビオールスターゲーム2022」のファン投票最終結果が6日に発表され、初選出されたロッテ・佐々木朗希投手は会見場で表情をほころばせた。

 「すごく光栄ですし、まさか自分がという気持ちです。ピッチングで感謝の気持ちを伝えたいです」

 今季は4月10日・オリックス戦(ゾゾ)で完全試合を達成するなど6勝1敗、防御率1・48。躍進の要因の一つが最速164キロの直球だ。夢の舞台では球速での“大谷超え”への野心も明かした。

 自身と同じ岩手出身の先輩は日本ハム時代の14年に、甲子園で開催された球宴で日本選手最速の162キロをマーク。21年に巨人・ビエイラが163キロを計測して球宴最速記録を塗り替えたが、右腕は「更新したい気持ちはないですが、自分の持っているものをしっかり発揮すれば、抜ける可能性はあると思う」と自信をのぞかせた。

 1日・楽天戦では4回10奪三振ながら、右手中指のマメの影響で緊急降板したが「順調に回復しています。(球宴出場は)大丈夫です」ときっぱり。この日はZOZOマリンスタジアムで壁当てを行っており、状態は日に日に良くなっている。

 球宴の思い出のシーンについて問われると、日本ハム・新庄ビッグボスが現役時代の04年に魅せたホームスチールを挙げた。今は自身がファンを魅了する立場だ。「交流戦で結構打たれた印象があるので、どの選手にもリベンジしたい気持ちはある。一人一人、自分の投球をした上で対戦を楽しむことができたら」。セの打者を快速球で抑え、ファンの心に残る投球を披露する。

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