「日本ハム２－１オリックス」（１日、札幌ドーム）

　日本ハム・清宮が二回、１死一塁。オリックス・山岡から右翼へ大飛球を放った。

　右翼手・杉本がフェンス間際でジャンプしてボールをつかみ取り、判定はアウト。清宮も大きくアピールすることなく、ベンチへと戻った。ただ、リプレー映像では打球がフェンスに当たってから杉本のグラブに入る様子が映っていた。

　試合後、新庄監督はその事実を報道陣から知らされ、「あ、そう！あそこはね、ちょっと俺、ブルーベリー足りなかった。あれは捕ったと思った。あそこの距離は見えない。（清宮に）もっとアピールしてほしいですね」と要望した。

　一塁コーチャーの紺田コーチ、清宮ともにアピールなく、ヒット一本を損した格好。新庄監督は「いいよいいよ」と笑い、「テクニックあるね、杉本君。それよりも（清宮は）放り込みたかったんじゃない？その方が強かった」と語った。