巨人・ウォーカー“驚肩”発動!ノーバン初補殺 亀井コーチ感動「涙でそうに」

 4回、石橋の左前打を捕球し、本塁へ好返球するウォーカー
 二走・阿部が本塁に突入するがタッチアウト。捕手・大城
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 「巨人6-2中日」(28日、荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた)

 山形盆地に漂う生暖かい風を切り裂く好返球が本塁へと到達した。巨人のアダム・ウォーカー外野手が2度の補殺で上達中の守備力を見せつけた。さらに打っては3打数3安打で、チームトップとなる今季7度目の猛打賞を記録。攻守にわたって活躍し、チームの勝利に貢献した。

 “驚肩”が発動した。1-1の四回2死一、二塁から左前打を本塁へダイレクト送球して、勝ち越しを阻止。「やっと今まで頑張ってきたことが成果として表れた」。二回1死一塁でも遊撃手・坂本との中継プレーで一走を本塁で刺し、球場を沸かせた。

 今季はここまで補殺はなく、送球面でまずい場面も散見されていた。それでも亀井コーチと試合前練習などにより、マンツーマンで守備力向上に取り組み、成長した姿を披露。ウォーカーは「亀井さんを喜ばせることができて、自分としてもうれしい」と笑顔を見せ、亀井コーチも「ちょっと涙でそうになっちゃったよ。感動したっすね」としみじみと語った。

 前日には将棋の街として知られる天童市に宿泊し、吉川やポランコらと将棋をたしなんだ。「ムズカシイ」と苦戦しながらも「楽しくできた」と背番号44。異国生活を満喫する、笑顔の絶えない助っ人がチームをけん引している。

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