オリックス4位浮上ならず 中盤以降の大拙攻ひびく 杉本19打席連続無安打と停滞
「オリックス2-4楽天」(28日、ほっともっとフィールド神戸)
オリックスは楽天先発・則本を打ち崩せず、連敗で4位浮上とはならなかった。
先発・宮城が二回2死一、三塁から太田に先制適時打を献上。三回には島内に犠飛を浴びた。
一方の打線は二回先頭の杉本から6者連続三振を喫するなど、五回1死まで無安打。ようやく安打が飛び出し、五回2死一、二塁から若月が右前打を放ったが、右翼・岡島の好返球に阻まれ、二走・中川圭が本塁で憤死した。
六回にも2死一、二塁と好機を演出したが、杉本が遊ゴロ。七回も2死二塁から若月が左前打を放ったが、二走・安達が本塁で憤死した。
八回は則本から1点を奪い、なおも1死三塁の好機。ただ、吉田正が鈴木翔の前に二ゴロ。杉本は西口に空振り三振と同点にできなかった。交流戦首位打者だったラオウが19打席連続無安打と停滞している。
すると、九回に黒木が鈴木大、浅村に連続被弾。最終回に安達が一発を放つも、直前の2失点が響いた。0・5ゲーム差で追いかける4位・ロッテは試合がなく、勝てば4位浮上となっていたが、差は広がった。