ヤクルト村上、満塁弾!4番記録自ら祝砲 ラミレスに並ぶ331試合連続先発出場

 「中日0-10ヤクルト」(23日、バンテリンドーム)

 敵地の壁を悠々と越えていった。ヤクルト・村上が今季4本目のグランドスラムを含む2本塁打、6打点と大暴れ。「あの場面は四球でも1点だったので、勝負してくるだろうなと」。真っ向勝負に応えた祝砲。球団史に並んだ節目試合を自ら彩った。

 初回無死満塁で打席に向かうと、フルカウントからフォークを強振。「芯は芯だった」と、最後は右手一本で右翼席に運ぶ22号満塁弾に。さらに三回、七回と快音を続けて迎えた八回だ。今度は初球を完璧に捉え、右中間席へと一直線の23号2ラン。勢いの止まらない主砲が、観衆の熱視線を独り占めにした。

 4番として重責を背負い続けて得た、勲章だ。この日で4番での連続先発出場が331試合となり、ラミレス氏の球団記録に並んだ。止まらない進化、成長。それを支える“準備力”が村上にはあった。最近はこれまでしてこなかった置きティーで感覚を確かめるなど、杉村打撃コーチも「小さな事に全く手を抜かない」と目尻を下げる。

 これで2位・巨人と今季最大の10ゲーム差。「自分の記録は気にしていない。本当に勝ちにいくだけです」と村上。勝利への貪欲な意志が、主砲を支える“芯”となる。

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