巨人・ウォーカー特大V15号 志願早出効果だ 笑顔の2戦連発
「巨人5-4DeNA」(22日、東京ドーム)
両軍計5発が飛び交った空中戦のフィナーレは助っ人の豪快弾だった。舞い上がった打球はバックスクリーン左横に突き刺さり、表示された飛距離は135メートル。勝ち越しの15号ソロで勝利を呼び込んだ巨人・ウォーカーは「チームの勝利につながってとてもうれしい」と笑みをこぼした。
4-4の七回先頭で甘く入った変化球を逃さずに振り抜いた。「しっかりと芯で捉えて感触も良かった」。これで2戦連発、若手に混じり志願して行っている早出特打の効果が結果になって表れた。
初回の左翼守備では弱肩を見透かされ、球足の速い左前打で二走の生還を許した。原監督も「決して守備は上手とは言えない」としながらも練習熱心な姿勢を評価。「自分に厳しくできるのは彼の特長」と目を細めた。