ロッテ・佐々木朗6勝目 7回9K0封 直球に手応え「しっかり休んだので」

 「ロッテ2-1西武」(22日、ZOZOマリンスタジアム)

 この姿をファンは待っていた。ロッテ・佐々木朗希は5月20日のソフトバンク戦以来、約1カ月ぶりの6勝目。ゾゾでのお立ち台は4月10日の完全試合以来だ。「ここ何試合かあまりいいピッチングができてなかった。なんとしても勝ちたかった。とりあえず勝ててホッとしてます」と実感を込めた。

 12日の出場選手登録抹消から最短10日で先発復帰。この間、交代浴を入念に行うなど疲労回復に努め、本来の直球が戻った。今季初の水曜日登板。“水曜ローキショー”で7回3安打無失点9奪三振の力投。最速は163キロをマークした。

 前回11日・DeNA戦での160キロ超えは朗希にしては少ない8球だったが、この日は18球。「しっかり休んだので、直球がいいところにいきました。真っすぐの走りはそこまで悪くなかった」と胸を張る。七回2死一塁。前2打席を直球で打ち取った西川を6球連続フォークで空振り三振を奪い、松川に向けてガッツポーズ。強烈な直球を意識づけたからこそ、フォークが生きた。

 18日にはオリックス・山本のノーヒットノーランに「すごいな」と感心したが、この日の無失点投球で防御率1・56とし、敵のエースに0・01差と肉薄した。井口監督は「前回以上に真っすぐが強かった。朗希もアップグレードしている」と納得顔。ハーラートップの山本に1勝差とした右腕。さらなる勝ち星の上積みに期待だ。

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