巨人・岡本和が意地の一発 直近「4」日曜「8」で連敗止めた 9試合ぶり18号

 「中日3-5巨人」(19日、バンテリンドーム)

 意地がぎっしり詰まった一撃だった。巨人・岡本和真内野手(25)が停滞ムードを豪快な一振りで吹き飛ばし、負の連鎖を止めた。

 0-0の四回1死。柳の144キロ直球を一閃(いっせん)した。グングン伸びた打球は右翼スタンドへ到達。リーグ単独2位の先制18号ソロは、9試合ぶりの一発だった。「しっかりと捉えることができて、ホームランになって良かった」と声が弾んだ。

 主砲の一打が飛び出した後は、打線が着実に追加点を奪取。チームの連敗を「4」、日曜日の連敗も「8」で止めた。原監督は「4番バッターが打てばね!」とうなずく。指揮官は交流戦中に岡本和に助言を送っていた。「家族みたいなもんだから。一緒に野球をして遊んだってことよ」と詳細は明かさなかったが、主砲の復調気配に目を細めた。

 チームの勝敗を背負い、特大の重圧がかかる巨人軍の4番打者。だからこそ背番号25に慢心は全くない。「一試合一試合、やる事はいつもと変わりません。チームの勝利のため全力を尽くして頑張るだけです」と言葉に力を込めた。

 首位・ヤクルトとのゲーム差は縮まらなかったが、急接近してきた3位・阪神とは4・5差に広げた。4番を中心にワンチームで戦い抜く。

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