日本ハム“BOSSカーテン”で奇手錬成 シーズン中に異例の非公開練習
リーグ戦再開後も暴れまっせ!!日本ハムは14日、札幌ドームで全体練習を行った。途中、報道陣をシャットアウトして約2時間に及び、サインプレーの練習を敢行。新庄剛志ビッグボス(50)はさらなる戦術のレベルアップで今後の戦いへ臨む考えを示した。
シーズン中では珍しい非公開練習。その“BOSSのカーテン”に、今後への意気込みが示されている。ボスは詳細は語らず「エンドランの練習とか。このカウントでこういうことをしてほしいという練習」と説明した。
ボス野球は少しずつチームへ浸透している。11日・中日戦の五回1死二、三塁では石川亮のカウント1-2で『スリーバント2ランスクイズ』を成功させた。
一方で「(スクイズも)もう警戒される。また違う作戦という、駆け引きになってくる」とボス。今回の非公開練習では「点を取るために幅を広げたいっていう練習。高度な作戦だから、なかなかうまくはいかないと思うけど、やる価値はあるかなって」とし、これまでのサインプレーよりレベルアップした戦術を試したようだ。
チームはまだまだ発展途上。だからこそ、奇手妙手を用いて選手の成長を促す。「ちょっと交流戦が楽しかったから。もう1回気合を入れ直し」。リーグ戦再開後も、ボスの野球から目が離せない。