ロッテ・マーティン死球のち2発 井口監督も感心「気持ちが入った打席」
「巨人4-10ロッテ」(5日、東京ドーム)
痛みをこらえてスイングした打球が、右翼バルコニー席の壁を直撃した。五回無死。超特大の5号ソロを放ちロッテのレオネス・マーティン外野手(34)は「いい当たりでした。自分のスイングができた」と誇らしげに振り返った。
アクシデントは三回1死。山崎伊の直球が左足ふくらはぎ付近に直撃。もん絶して、その場に倒れた。担架が運ばれてきたが制して一塁へ。交代を考えていた井口監督は「自分から直訴して絶対出たいって言ってきた。気持ちが入った打席だった」と感心。八回2死一、二塁は右翼席中段への6号3ランを放ちとどめを刺した。
死球のちの2発。昨年5月16日・西武戦以来の複数本塁打だ。レアードも1試合2本塁打を放ち、チームは今季初の1試合5本塁打。「僕たちに期待されていることは大きい」とマーティンは腕をぶした。