ロッテ・佐々木朗希 10試合目で今季初黒星 ワースト5失点「失投が多かった」

 「巨人10-3ロッテ」(3日、東京ドーム)

 10試合目でついに不敗神話が途切れた。5回8安打で自己ワーストの5失点で今季初黒星。ロッテ・佐々木朗希投手(20)は「見ての通りです。いい打者が多い中で、失投が多かった」。オープン戦と同じ東京ドームで、4回2/3を5失点と打たれた巨人打線にリベンジを果たせず、悔しそうに振り返った。

 開幕5連勝中の右腕が初回から毎回安打を浴びる苦しい内容だった。三回にはオープン戦で満塁弾を許した岡本和にフォークを右中間席へ運ばれた。今季64イニング、打者233人目で今季初被弾。この日の最速は162キロ。平均球速も158・9キロと、いつもの速さではなかった。打席でも2打席凡退でプロ初安打はお預け。「慣れないことだったので大変だったんですけど、良い経験になります」と成長の糧とする。

 それでも、五回には増田陸から空振りで今季通算100三振を奪った。シーズン登板10試合目での到達は史上最速タイの快挙。それでも3盗塁を許すなど、課題も見つかった。

 試合前には巨人・長嶋終身名誉監督と対面も快投で応えることはできず「激励していただいてもっと頑張らないと」。まだまだ成長が必要と感じ取った朗希。次回は勝利につなげる投球をする。

 ◆10試合目で100奪三振 ロッテ・佐々木朗がNPB史上最速タイとなるシーズン10試合目で100奪三振に到達。1990年の野茂英雄(近鉄)、17年の則本昂大(楽天)らに並ぶ。

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