新庄ビッグボスが甲子園凱旋 奇策連発も大逆転負けに「ふわーっ」ため息 「また面白いゲームを」

 「阪神9-7日本ハム」(3日、甲子園球場)

 大接戦の末に最後は逆転負け。日本ハム・新庄剛志ビッグボス(50)は「ふわーっ」と大きくため息をついた。「負けたのはうちの実力不足なんですけど、10年間育てられた、球場で。いい試合はできたと思いますよ」と激闘を振り返った。

 06年交流戦以来、16年ぶりに踏んだ甲子園の土。試合前、メンバー表の交換を終えて、マウンドとホームの中間あたりまで歩いて立ち止まる。バックスクリーンに向かって帽子をとって深々と一礼した。

 「ありがとう。帰ってきました。監督として帰ってきて、いい試合を見せますと気持ちを込めた。それだけですよ」。凱旋の儀式を終えて試合に臨んだ。

 自由奔放な作戦で翻弄(ほんろう)した。三回、無死満塁から6番のドラフト9位・上川畑(NTT東日本)の初球にスクイズを敢行。さらに1死満塁から宇佐見にエンドラン。左前2点適時打となった。三回までに7得点。存在感を見せつけた。

 「懐かしいなって。大歓声の中でね、ずっとやっていたんだなって、ジーンとくるものがありましたよ」。甲子園への思いを口にする。「きょうやられたので、あすはこれの逆でスタンドのみんなを楽しませて、1勝1敗で3つ目、また面白いゲームをしたい」。注目の戦い。勝って盛り上げてみせる。

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