ロッテ・井口監督 青柳対策実らず完敗「タイミングをずらされた」

試合後、あいさつをする井口監督。手前は喜ぶ阪神ナイン(撮影・堀内翔)
9回、福田秀の中前適時打で二塁から生還し高部(左)とタッチを交わす安田(撮影・開出牧)
8回、三振に倒れ引き揚げるマーティン(撮影・開出牧)
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 「ロッテ2-6阪神」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが青柳対策で左打者6人を並べ打開を図ったが、八回まで無得点に抑えられ、本拠地ZOZOで阪神に連敗を喫した。

 角中、マーティン、佐藤都の左打者クリーンアップを組み、8番に小川をスタメンで抜てき。左の安田が3安打を放ち、井口監督は「ヤスには合うんでしょうね」と喜んだが、五回2死二塁、六回2死から荻野、角中の連続安打で一、二塁としたが、マーティンが中飛で無得点。九回に2点を返し、完封負けを免れるのがやっとだった。

 井口監督は「特殊なピッチャーなので、右はあまり良くないので、左を並べましたけど、それでもタイミングをずらされた」と振り返った。前カード広島戦は勝ち越したが、阪神に本拠地でまさかの負け越し。指揮官は「最後、なんとか反撃できた。あしたは負けないようにしたい」と3連敗阻止へ力を込めた。

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