ソフトバンク テープ散乱でまさかの“試合中断” ひらひらと舞う様子に笑い声漏れる
「ソフトバンク-広島」(27日、ペイペイドーム)
思わぬハプニングだ。ペイペイドームを銀色に輝くテープが舞い飛び、試合が中断した。
七回裏のソフトバンクの攻撃前だ。応援歌「いざゆけ若鷹軍団」が場内に流され、その曲の終わりと同時に客席上部から銀の長細いテープが発射される普段の場内演出が行われた。
しかし、この日は「ルーフオープンデー」。ペイペイドームの屋根が開いており、海風がドーム内に強く吹いていた。
そのため、テープが普段は落ちることのないグラウンドへ侵入。球場係員らが外野を駆け回るなどして慌てて回収したが、イニングの開始がやや遅れてしまった。
ハプニングはさらに続く。ある程度を回収し終えたところで試合再開。ソフトバンクはこの回先頭・グラシアルが空振り三振を喫した。悔しそうにベンチへ戻っていると、そこに間の悪いテープがひらひらと舞い落ちてきた。グラシアルが右手でその銀テープをキャッチして係員に手渡すと、客席からは笑い声が漏れていた。