勝利の裏で万波が涙 痛恨後逸劇も浅間が熱いゲキ「明日は万波が」新庄監督は「泣き虫集団、いいね」

 「日本ハム3-2巨人」(27日、札幌ドーム)

 日本ハムが接戦を制して連勝。交流戦2勝2敗とした。

 ただ、勝利の裏で涙を浮かべる選手がいた。2-0で迎えた五回五回2死二塁から巨人中山の右前打を右翼手・万波が後逸。打者走者の中山まで生還させてしまい、同点においつかれ、先発上沢の連続無失点記録も22で止めてしまった。試合後、じっとグラウンドを見つめる万波の瞳には涙が滲み、グッとタオルで拭う姿があった。

 この日、勝ち越し本塁打を放ち、お立ち台に立った浅間は「若い力でチーム力を上げていきたい。明日は万波がやってくれると思います」と、熱いゲキを送った。

 新庄ビッグボスも、前夜に2夜連続サヨナラ被弾から立ち直り、熱投をみせ、涙した北山のこともあり「ね。昨日は北山君、今日は万波君。あしたは誰かな。泣き虫集団、いいね」とうなずき、「あれは打球が簡単すぎるんですよ。簡単すぎると捕りにいって、捕る手前であの辺に投げようという意識で大事になってしまう。だから気がついたら、入ってない。あのプレーはよく一緒にプレーしていた下手な外野手がよくやっていた(笑)。とにかくどんな打球でも100%でとって95%で投げる。まあ難しいですよ」と、極意を語った。その上で「何の涙か聞いといてください。上沢さんありがとうの涙なのか、浅間さんありがとうの涙なのか、自分にムカついたのか。全部でしょうけど」と、思いやった。

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