「ヤクルト６－９日本ハム」（２６日、神宮球場）

　日本ハムは前日までの２夜連続サヨナラ負けの悪夢を振り払い、終盤の猛攻で逆転勝ち。連敗を３で止めた。新庄監督は指揮官として交流戦初勝利を飾った。

　前日の試合終盤のダブルスチールで本塁憤死し、新庄ビッグボスから「あんなミスしてたら、一生上には上がっていけない」と、走塁ミスを指摘された清宮は、この日は３試合ぶりのスタメン落ち。２－４の２点を追う八回に１死二塁で代打清宮が登場したが、二ゴロに倒れた。

　清宮のスタメン落ちについて、新庄ビッグボスは「うん、昨日のミスで。彼本人にも分からせたいし、チームにも分からせたい。引き締めるために」と、戒めの意図があったことを明かした。

　ただ、代打としてチャンスは与えた。「チャンスも与える。もちろんもちろん。今までもそうだったし、この悔しさをもっともっと集中力をもって、バッティングはバッティング、守備は守備、走塁は走塁、と分けていかないといけないスポーツだから」と、奮起を求めた。