楽天・石井監督 「登板できなかった期間が長かったので」 辛島の2年ぶり勝利を喜ぶ

 ヒーローインタビューを終え、ポーズを決める辛島(撮影・高部洋祐)
 3回、同点に湧く石井監督(右から3人目)ら(撮影・飯室逸平)
 5回、2ランを放った浅村(3)らを迎える石井監督(中央)=撮影・飯室逸平
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 「阪神1-6楽天」(25日、甲子園球場)

 先発投手が試合を作り、打線は着実に加点する。理想的なゲーム運びで快勝し、連敗を止めた楽天・石井一久監督は「いいきっかけになればいいと思う。もう一回仕切り直しができたのかなと思います」と語った。

 待ち望んだ主砲の躍動があった。不振にあえいだ浅村栄斗内野手が先制を許した直後の三回に同点適時打。「そこは大きかったですね。ゲーム的にはそれは大きいです」。試合の流れを引き戻す一打を称えた。

 ケガを乗り越えた左腕が2年ぶりの勝ち星をつかんだ。昨季は登板がなく、今季1軍マウンドとなった辛島航投手が5回1失点と好投。「僕は一人の野球選手だったので」と指揮官は自身と重ね合わせ、「登板ができなかった期間が長かったのですごくうれしいです」と復活をよろこんだ。

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