大阪桐蔭 公式戦の連勝を28に伸ばす 近畿大会で7回コールド

 先制2ランを放った大阪桐蔭・松尾
 先発した大阪桐蔭・川原
 整列の際にあいさつを行う大阪桐蔭・西谷監督(中央)
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 「春季高校野球近畿大会・1回戦、大阪桐蔭9-0和歌山商」(22日、紀三井寺公園野球場)

 大阪桐蔭は今秋ドラフト候補の松尾汐恩捕手(3年)が先制の場外2ランを放つなど14安打9得点で7回コールドと圧勝し、公式戦連勝を28に伸ばした。

 初回からいきなり大阪桐蔭打線が猛打を振るった。1死一塁の場面で3番・松尾が打席へ。2ボールからの3球目を捉えると、打球は左翼後方の防球ネットを越えて、民家へ消えていった。

 17日の春季大阪府大会決勝・履正社戦でも左翼に本塁打を放っており、公式戦2試合連続アーチ。これで高校通算26本塁打目となった。四、六回には中前打を放つなど非凡な打撃を披露した。

 投げては、先発の川原嗣貴投手(3年)が自己最速を1キロ更新する146キロを計測するなど力強い投球を見せた。6回を投げて2安打無失点、7奪三振。エースとして堂々のピッチングで勝利に導いた。

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