ソフトバンク東浜 故郷沖縄で躍動7回0封 ノーノー達成後初登板
「西武1-5ソフトバンク」(17日、沖縄セルラースタジアム那覇)
故郷沖縄のマウンドで躍動した。ソフトバンク・東浜巨投手(31)は勝敗は付かなかったものの7回2安打無失点。11日・西武戦でノーヒットノーランを達成し、「ハードルがすごく上がってしまった」と話しながらも期待を裏切らない快投でチームの3連敗ストップに貢献した。
スタメン発表で名前がコールされると、球場全体から大きな拍手が巻き起こった。初回1死で金子に10イニングぶりとなる左前打を許したが動じない。二回以降は前回をほうふつとさせるテンポの良さで無安打。沖縄尚学の後輩、与座との投手戦で一歩も引かず、「熱い応援をしてくれたファンの皆さんが力になった」と感謝した。
すると、打線が1点を追う九回に奮起。無死一、二塁で柳田がチーム41イニングぶりの適時打を放ち、続くグラシアルが勝ち越し打。右腕の力投なくして劇的な勝利はなかった。