侍ジャパン・栗山監督 二刀流の日体大・矢沢と大谷の共通点は「完全に野球小僧」
野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(61)が14日、川崎市の等々力球場で首都大学野球を視察した。
帝京大-日体大では、新型コロナ禍で中止だった3月の強化試合に代表招集された二刀流の日体大・矢沢(4年)が「2番・投手」で出場。自己最速タイの150キロを記録も6回4失点、打撃では3打数無安打だった。
それでも3点を追う七回に四球を選び逆転につなげた場面に「強引に打ちたくなるところで四球を取れたのが逆転につながった。チームに影響を与えられる選手」と評価した。
同じ二刀流のエンゼルス・大谷との共通点を「完全に野球小僧。この瞬間に野球に対して後のことを考えずに、できる限り前に進めるっていう」と話した栗山監督。今後の成長にも期待をかけた。