元阪神・下柳剛氏 巨人で苦手だった3選手 ひとりは木村拓也氏「打ち過ぎじゃと言った」

 元阪神投手の下柳剛氏が、11日までにYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」に登場。03年から11年まで在籍した阪神時代、巨人で苦手だった打者について語った。

 下柳氏は元巨人・高橋尚成氏とのコラボ企画で巨人について言及。一人目はアレックス・ラミレス氏を挙げた。巨人時代の通算成績は打率・296(27打数8安打)、4本塁打で「ちょっと間違えたらホームラン。実際、打たれてる。ヤクルト時代から打たれている。シングルならいいやと思っていた」と振り返った。

 二人目は谷佳知氏。37打数19安打、打率・514と打ち込まれており、「入ってくるボールをさばくのがうまいし、打たれている印象しかない。何投げても対応されていたような気がするな」と苦笑いを浮かべた。高橋氏も「まじでやる気なさそうなんだけど、打つんだよな」とその技術に舌を巻いた。

 下柳氏は巨人打線について、長距離砲がそろっていた時代は得意なイメージがあったという。「一発屋さんばっかりおったときは楽やった。大物打ちって隙も多い。スライダー投げとけばファウルを打ってくれるから。フォアボール出してドカンがあったから、ソロやったらしょうがないと投げていた」。

 その一方で3人目に挙げたのは、しぶとく巧打の木村拓也氏。27打数12安打、打率・444と相性が悪く「右で出てきてぺろんと打って走りやがるから。ちょっと休めるかなって雰囲気で安心して真っすぐ投げたらバーンって三遊間。『お前打ち過ぎじゃ』と言ったら、シモさんが真っすぐ投げてくるからやって言ってた」と懐かしそうに笑った。

 高橋氏も、巨人で一緒にプレーした木村氏について「配球を読んだり、癖を盗むのがすごく上手だった。一緒にプレーしてすごく感じた。左のコントロールいいピッチャーは全然怖くないと言っていた」と、感心していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス