前人未到の3試合連続満塁弾なるか ヤクルト・村上が史上9人目の2試合連続満塁弾

 3回、村上は右越えに2日連続の9号満塁本塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
 3回、村上(右)は右越えに9号満塁本塁打を放ち、(左から)山田、塩見、青木に迎えられる(撮影・佐藤厚)
 3回、村上は右越えに9号満塁本塁打を放ち、岡本和(左)の前をゆっくりと走って本塁へ向かう(撮影・佐藤厚)
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 巨人・シューメーカーは振り返ることもしなかった。ヤクルト2点リードの三回無死満塁。村上が内角低めの変化球に最短距離でバットを出し、コンパクトに拾った。右翼席中段に突き刺さる自身通算5本目となる9号グランドスラム。2試合連続満塁弾は1953年の藤村富美男(阪神)、57年の坂本文次郎(大映)、93年の秋山幸二(西武)、03年のタフィ・ローズ(近鉄)、05年のベニー・アグバヤニ(ロッテ)、06年のタイロン・ウッズ(中日)、13年のマイカ・ホフパワー(日本ハム)、18年のラオウこと杉本裕太郎(オリックス)以来、史上9人目の快挙となった。

 高卒5年目の22歳。通算1872打席、1557打数420安打で113本塁打。歴代本塁打数トップを誇る868本の王貞治(巨人)の背中ははるかかなただが、内訳を調べると面白い数字が浮かび上がってくる。

 通算安打数における本塁打の割合を調べてみると、歴代本塁打数上位から王貞治が31・1%、657本塁打の野村克也(南海-ロッテ-西武)が22・6%、567本塁打の門田博光(南海-オリックス-ダイエー)が22・1%、536本塁打の山本浩二(広島)が22・5%、525本塁打の清原和博(西武-巨人-オリックス)が24・7%、510本塁打の落合博満(ロッテ-中日-巨人-日本ハム)が21・5%で、村上は王貞治に次ぐ26・9%と、安打数に占める本塁打確率がとてつもなく高いのだ。

 通算打席数、通算打数においても、村上は王貞治に次ぐ数字を残している。通算打数における本塁打の割合は、9・3%の王貞治を除き、上記の5選手は全て6%台なのだが、村上は7・2%。通算打席数においても、王貞治の7・3%に次ぐ6%という高い水準をマークしている。

 長いプロ野球の歴史で、3試合連続満塁本塁打を放った選手はひとりもいない。8日の巨人の先発は今季初対戦となる左腕の高橋。通算対戦成績は21打数4安打の打率・190と苦手な部類なのだが、昨年、一昨年と1本塁打ずつお見舞いしており、プロ野球界に新たな歴史が刻まれるかもしれない。(デイリースポーツ・鈴木健一)

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