報徳が5年ぶり10度目の優勝、岡田龍生新監督の東洋大姫路は準優勝 春季兵庫大会

 春の県大会を制し、歓喜に沸く報徳学園のナイン
試合を見守る葛城コーチ
 気迫の込もった投球で優勝に導いた報徳・榊原
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 「春季高校野球兵庫大会・決勝、報徳2-0東洋大姫路」(7日、明石トーカロ球場)

 報徳が、今春センバツ出場の東洋大姫路を接戦で下し、5年ぶり10度目の優勝を果たした。

 報徳は、エースの榊原七斗投手(3年)が5安打無失点で完封勝利。打撃でも、初回1死三塁の好機で左翼へ先制の適時二塁打を放つなど、投打で勝利に貢献した。

 東洋大姫路は投手陣の踏ん張りも、打線が振るわず。2点を追う九回には2死一、二塁のチャンスを作ったが、あと1本がでなかった。4月に就任した元履正社の岡田龍生監督(60)が初めて指揮を執った公式戦。頂点に立つことはできなかったが、準優勝となった。

 優勝した報徳は21日に和歌山市の紀三井寺球場で開幕する近畿地区大会に出場する。

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