清原和博氏 盟友・桑田真澄との思い出を語る「そこが彼の信念」

 元プロ野球選手の清原和博氏が28日、ニッポン放送の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」にゲスト出演。PL学園時代の盟友、桑田真澄氏との思い出を振り返った。

 清原氏はPL学園時代、1大会5本塁打を放った1985年夏の甲子園を回想。決勝の相手、宇部商には同じく本塁打を量産していた藤井がいたことから、エースの桑田氏には決勝前夜にこう伝えたという。

 「とにかく藤井選手には打たすな。記録かかってるから。勝つのはもちろんやけど、彼に打たれたら負けるでしょ。間違ってもストレートなんか投げるなよ」。

 だが、試合では「あいつバンバンストレートを投げるんですよ」と笑い、フェンス直撃の長打も打たれた時には「あの時はあごが下まで落ちました。何回もファーストからマウンドに行って、『桑田頼むぞ、頼むぞ』と言っていたんです。『分かった、分かった』と言ってカーンと打たれたから『なんだ、こいつ』と思って」と、再び笑わせた。

 清原氏は「当時の桑田投手は全部の球種を投げられたんですよ。ストレート、カーブ、シュート、スライダー。でも、『俺は高校生活はストレートとカーブで勝負したい』と。『そんなこと言っている場合じゃないでしょ?藤井選手抑えてほしい』と。最後の最後に投げろという感じだったが、そこが彼の信念」と、懐かしそうに振り返っていた。

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