広陵 1年生4番“ボンズ”真鍋が同世代に対抗心「絶対に負けたくない」

センバツで豪快な打撃を披露すべく気合を入れる広陵・真鍋(撮影・立川洋一郎)
センバツ出場が決まり、闘志を燃やす広陵・真鍋(左)と森山(撮影・立川洋一郎)
センバツ出場が決まり、ナインを代表して3年生へお礼のあいさつをする川瀬主将(前列手前)=(撮影・立川洋一郎)
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 「選抜高校野球・選考委員会」(28日、大阪市内)

 広島の広陵は3年ぶり25度目の選抜出場が決まった。高い能力を備えた選手たちが多い中、やはり注目は1年生で4番に座る真鍋慧(けいた)内野手。189センチ、92キロの左の大砲はチーム内から“ボンズ”の愛称で親しまれており、選抜出場に「やっとスタートラインに立てた感じがします。チャンスで(走者を)かえせるように」と目を輝かせた。

 佐々木(花巻東)、佐倉(九州国際大付)など、今大会は1年生の長距離砲が全国から集結。真鍋も「(彼らは)ホームランをたくさん打つ。そこは絶対負けたくない」と対抗心を燃やした。

 昨年11月の明治神宮大会では準決勝・花巻東戦で高校通算10本目のアーチを記録。右翼ポール際に弾丸ライナーの3ランを突き刺し、その名を全国にその名をとどろかせた。

 中井哲之監督も「飛ばすことに関しては、僕が見てきた選手の中でも何本かの指に入る」と大砲としての能力の高さに言及。「あまりプレッシャーを感じず、思い切って空振り三振してくれたら」と自身のスタイルを全国の舞台でも貫くことを求めた。

 初の甲子園を前に「チャンスでの一打を打てるように。絶対日本一を取る」と真鍋。伸びしろ十分の1年生が、自慢のバットで名門を押し上げる。

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