高松一は吉報届かず 溝口監督「必ず次につながります」

 「選抜高校野球・選考委員会」(28日、大阪市内)

 21世紀枠候補校に挙がっていた高松一の、1949年以来の春出場はならなかった。

 選手13人と少人数ながら、秋県8強に進出した県内屈指の進学校へ吉報は届かず。搆口顕太郎監督(36)は「残念ですが、21世紀枠候補となったことは、必ず次につながります」と、最大の目標である「夏に勝つ」へ気持ちを切り替えた。

 主将の山下悠馬外野手(2年)も「春と夏の県大会でいい結果を出すことを目標にしていた。自分はそこまでショックを受けていないし、メンバーも同じだと思う」と前向き。「主役は投手。リズム良く守り勝つ野球をしたい。そのために打撃力を向上させたい」と、次なる戦いへと目を向けていた。

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