昨夏4強の京都国際 プロ注目左腕森下「昨年より成長した姿を見せる」

 「選抜高校野球・選考委員会」(28日、大阪市内)

 昨夏の甲子園で4強入りを果たした京都国際が2年連続2度目のセンバツ出場を決めた。3季連続で全国舞台へと導いた小牧憲継監督(38)は「選ばれてホッとしている。選んでいただいた以上、それなりの結果で恩返ししないといけない」と表情を引き締めた。

 プロ注目左腕の森下瑠大、昨春はエースナンバーを背負った右腕の平野順大(ともに2年)ら旧チームの主力が多く残っている。「去年の春、夏に甲子園を経験したことが一番の武器。新チーム結成当初から日本一を掲げて練習している。選手たちも冬場の練習でだいぶ成長している」と手応えを口にする。

 絶対的エースとして信頼を寄せる森下については「彼の場合は自覚もあるし、目指しているところも高いので、今のところは順調にトレーニングを積めている。体も大きくなった。もう少しで全力投球を解禁しようと思っていますが、どんな球を投げるかすごく楽しみ」と現状を説明。平野に対しても「『1』番をつけてもおかしくない球を投げている。森下一人では勝てない。うちが勝ち上がるには平野がキーマン」と期待し、左右の二枚看板での大会制覇を思い描く。

 コロナ禍の影響で2月1日まで休校中のため、森下は学校を通じてコメントを発表。「うれしい気持ちと、もう一度甲子園で試合ができるという喜びがあります。投打で圧倒して、チームを勝たせられるように頑張ります。昨年よりも成長した姿を投打で甲子園という大舞台で見せることができるように、自分の課題にしっかりと取り組みながら、気合を入れて練習に励んでいきます」と意気込みを示した。

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