巨人・菅野が先陣切ってブルペン入り 仕上がりの早さが際立つ
巨人の菅野智之投手(32)が28日、宮崎県総合運動公園内のひなた木の花ドームで行われている合同自主トレに参加し、ブルペンでの投球練習を行った。途中からは右手中指の爪が割れて出血するハプニングもあったが「爪が割れただけなので、大丈夫。いい感触で投げられている」と調整に手応えをにじませた。
この日から始まった一軍主力選手たちによる合同自主トレ。ブルペン入りの先陣を切ったのはエースだった。まわりの選手よりも早くキャッチボールでウオーミングアップを始めると、ブルペンへと移動。変化球も交え、立ち投げで26球、捕手を座らせて15球の計41球を投じ、ドーム内に心地よいミット音を響かせた。
菅野は11日の自主トレ公開で「今年に関しては(キャンプ)初日からブルペンに入ろうと決めている」と語っており、23日にもジャイアンツ球場でブルペン入りするなど、早めの調整が際立っている。