ソフトバンク和田 あと2勝の「150勝は通過点に」 200勝へ松坂氏からもエール
ソフトバンクの和田毅投手(40)が13日、長崎市内で練習を公開し、体幹トレーニングや坂道でのダッシュで体を追い込んだ。プロ20年目に臨む40歳は日米通算150勝へあと2勝、NPB通算でもあと7勝に迫る。「まずは150という数字を通過点と言えるように、今年は頑張る」と決意を口にした。
今オフには同世代の旗手から熱いメッセージが送られた。昨季限りで現役を引退した松坂大輔氏とテレビの企画で対談。名球会入りの条件となる日米通算200勝へ「あと52勝」と書かれたボールを受け取ったという。
「松坂世代」最後のNPB現役選手となった左腕は「大輔らしいなと。同級生で名球会がいないので。とてつもない目標だけど」と刺激を受けた様子。プロ野球界で一世を風靡(ふうび)した同世代の思いを胸に、マウンドへ上がる覚悟だ。
出どころの見えにくいフォームから繰り出される直球は今も健在。“最後の星”として、偉業への道を歩んでいく。