楽天・石井監督、野村監督は「お父さんのような存在」思い出は「神宮の室内ブルペン」

 「野村克也をしのぶ会」に参列した石井監督(撮影・堀内翔)
 「野村克也をしのぶ会」の司会を務めた木佐彩子アナウンサー(撮影・堀内翔)
 江本孟紀氏(左)と話す江夏豊氏(撮影・佐藤厚)
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 昨年2月11日に逝去した名将・野村克也氏(84)をしのぶ会が11日、神宮球場で執り行われ、教え子でもある楽天の石井一久監督兼GM(48)も参列した。

 ヤクルトにドラフト1位で入団してからの7年間、野村氏の元でプレー。「僕にとってはすごくお父さんのような存在」と同氏のことを表現し「息子の克則と同い年ということもあって息子のように、時にはしかってくれたりとか、そういう感じで接してくれた」と当時を懐かしんだ。

 故人との思い出については「神宮球場の室内ブルペン」での日常を挙げ、「室内のブルペンで(野村氏が)必ず座ってて。練習前に野村監督に捕まると30分くらいずっと話されてしまうので、なかなか練習ができないなあと思いながら、話が終わるのを待っていた。結構毎回そうなので・・・。それが野村監督との深い印象ではあります」とほほえんだ。

 現在は自身も野村氏がかつて務めた楽天の監督を務める。「野村監督に『ゆっくり休んでください』っていうことを言ったら『おまえが頑張れ』って言われると思う。心配させないようにしっかりとチームを鼓舞してチームをいい方向に導くことをしっかりとやっていきたい」と石井監督。恩師に思いをはせ、改めて骨太のチーム作りへの思いを強くした。

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